【8月14日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区でこのほど、自治区の第11回スポーツフェスティバルが開かれ、広西体育高等専科学校の毽球(ジェンチュウ、羽根蹴り競技)チームが披露した演技に注目が集まった。

 毽球は、羽根の付いたシャトルを地面に落ちないように蹴り続けるジェンズ(毽子)という中国の伝統的スポーツが発展してできた競技。

 広西体育高等専科学校の毽球チームの陸学仁コーチは「毽球は国民の間で2000年以上親しまれてきました。中華民族の伝統スポーツにおいて、大変貴重な種目といえるでしょう。見た目は小さなシャトルですが、中華民族の要素が詰め込まれており、先祖代々受け継がれてきた有形文化遺産なのです。現在は欧州、アジア、米州で競技活動が行われています。小さなシャトルは必ず世界に広がっていくでしょう」と話した。(c)Xinhua News/AFPBB News