中村明日美子が坂上秋成の小説で装画担当、武内崇も応援

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中村明日美子が、4月12日に発売される坂上秋成のデビュー単行本「惜日(せきじつ)のアリス」の装画を描き下ろした。

「惜日のアリス」表紙

「惜日のアリス」表紙

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坂上は1984年生まれの新人小説家。文芸批評家として「ロマンティシズムの箱庭を超えて――中村明日美子『Jの総て』論」という批評を書いていたほど中村の大ファンで、装画を依頼したという。また同じく坂上が強く影響を受けたという武内崇も、発売に際し応援イラストを寄せている。

坂上秋成コメント

今回、小説を書くにあたって、重めの文学の中にポップなイメージをできるだけ多く取り込んでいきたいという気持ちを常に持っていました。その中で装画を中村明日美子さんにお願いできたのは本当に嬉しいことです。小説の主な登場人物である、主人公、ナルナ、そして莉々花が三人でいる時の空気感をすごく綺麗に表現していただけました。高橋源一郎さん、千葉雅也さん、中森明夫さん、奈須きのこさんの推薦文、武内崇さんからの帯イラストからもこの先書き続けていく勇気をもらいましたし、色々と幸福な環境だなと感じています。あと、読み終わったら表紙カバーを外していただくと、何かが現れると思うので、そちらもご期待ください。

「惜日のアリス」内容紹介

あの日……「芸術のために」、そう言い残して私の元を去った恋人・算法寺。
十五年後、右腕と左目を失った過去の恋人・算法寺は、再び私の前に現れた。
私にはその時、ナルナとリリカがいた。
大切な場所、新宿二丁目のバー・アテンションもあった。
青髪さん、パイポマン、ヘルシア、分隊長……沢山の仲間もいた。
その世界に、静かに、しかし確実に色を落とし始めた算法寺。
確実に「何か」が崩壊していく中、ある出来事が、私を襲うのだが……。

■小説「惜日のアリス」PV 曲:fhána / lyrical sentence

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