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　中国の常万全国防相は8日午前、北京でアメリカのヘーゲル国防長官と会談し、7つの点について合意しました。

　具体的には①習近平国家主席とオバマ大統領が両国、両軍関係の推進について合意した内容を実行し、両国の新たな軍事関係の健全で安定した発展を推進する、②重大な軍事行動に関する相互通報メカニズムと公海での海・空の軍事安全行動規則を早期に作成する、③両軍の交流と協力を強化し、陸軍の交流協力対話メカニズムをつくる、④テロ対策に関する協力を検討する、⑤地域や国際問題に関する連携を強化し、アジア太平洋地域での良好な交流と協力を実現させ、この地域の平和と安定を共に確保する、⑥両軍関係やアジア太平洋地域の安全などについて話し合う国防省対話を年内に開催する、⑦合同軍事演習「環太平洋2014」が終了後、両軍が陸上の合同医療救助活動を行うことの7点です。

　双方はまた、地域や国際問題について意見を交わしました。常国防相は、このほどアメリカ下院で台湾に関する法案が可決されたことに対して強い不満と反対の意を示し、釣魚島、南海などの問題をめぐるアメリカ政府高官の誤った言動を批判しました。（鵬、吉野）