内田麟太郎さんによる、ちょっとユーモラスな話もいいが、町田尚子さんのなんだか薄気味悪いようなおもしろいような絵がぴったり。
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おばけにょうぼう (こどもプレス) 単行本 – 2013/4/17
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おばけだって結婚したい!
妖怪の男女がお見合いをして結婚、子どもが産まれるまでを描いた『化物婚礼絵巻』(文久3年 松井文庫所蔵)を元に内田麟太郎がお話を作り、町田尚子が絵本化した作品。町田尚子が描く恐ろしくもどこかユーモラスな妖怪達による婚礼絵巻。
妖怪の男女がお見合いをして結婚、子どもが産まれるまでを描いた『化物婚礼絵巻』(文久3年 松井文庫所蔵)を元に内田麟太郎がお話を作り、町田尚子が絵本化した作品。町田尚子が描く恐ろしくもどこかユーモラスな妖怪達による婚礼絵巻。
- 本の長さ32ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2013/4/17
- 寸法26.5 x 1 x 21.8 cm
- ISBN-104781609864
- ISBN-13978-4781609867
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商品の説明
著者について
内田麟太郎(うちだ りんたろう)
1941年、福岡県大牟田市生まれ。絵詞作家。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。
主な作品に『おれたちともだち』シリーズ(偕成社)『かあさんのこころ』(佼成出版社))『おもいで』(イースト・プレス)など。
町田尚子(まちだ なおこ)
1968年、東京都生まれ。1991年武蔵野美術大学短期大学部卒業。
月刊『新潮45』表紙(2002年1月号~2008年10月号迄)を担当。装画に『ペギー・スー』シリーズ(角川書店)『ドラゴンキーパー』(金の星社)など。
絵本に『小さな犬』(白泉社)『うらしまたろう』(文・山下明生 あかね書房)『いるのいないの』(作・京極夏彦 岩崎書店)など。作品集に『FERRISWHEEL』(project:ARTSANDCRAFTS) がある。
1941年、福岡県大牟田市生まれ。絵詞作家。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。
主な作品に『おれたちともだち』シリーズ(偕成社)『かあさんのこころ』(佼成出版社))『おもいで』(イースト・プレス)など。
町田尚子(まちだ なおこ)
1968年、東京都生まれ。1991年武蔵野美術大学短期大学部卒業。
月刊『新潮45』表紙(2002年1月号~2008年10月号迄)を担当。装画に『ペギー・スー』シリーズ(角川書店)『ドラゴンキーパー』(金の星社)など。
絵本に『小さな犬』(白泉社)『うらしまたろう』(文・山下明生 あかね書房)『いるのいないの』(作・京極夏彦 岩崎書店)など。作品集に『FERRISWHEEL』(project:ARTSANDCRAFTS) がある。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2013/4/17)
- 発売日 : 2013/4/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 32ページ
- ISBN-10 : 4781609864
- ISBN-13 : 978-4781609867
- 寸法 : 26.5 x 1 x 21.8 cm
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- - 48,396位絵本・児童書 (本)
- - 151,332位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2023年11月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2020年10月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入町田尚子さんの大ファンです。この本を含めて6冊大人買いしました。町田さんの絵本は、猫を題材にしたものが多いですが、猫がテーマでなくても場面場面のどこかしらに猫ちゃんの姿があります。「おばけにょうぼう」にも猫又としてかわいい白猫が存在しています。おばけがヒトっぽく変化している姿からページをめくると真の姿が現れる場面が面白くて子どもは喜ぶと思う。とにかく絵柄が可愛らしくて、色あいがきれいです。主人公のおばけにょうぼうは、健気で可愛らしいです。他にもたくさんのお化けが出てきます。
- 2022年12月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入町田先生の猫の絵が好きなのですが、妖怪の絵も愛らしくてちょっと不気味な感じが良かったです。
- 2013年7月30日に日本でレビュー済みAmazonで購入男女が仲人の尽力で結婚して子どもを授かる。
それを生々しい化物を通して描くことで、か
えって人間の内面世界が浮き彫りにされたよ
うに感じられました。化物界における女性の
美的基準?はよく解りませんが、人間の基準
に近づけたことで共感しやすくなってますね。
それにしても、画面から漂うおどろおどろし
き空気感がいい。ページを開くたびに部屋中
がひんやりとカビ臭くなっていくかのような
心地よさがあります。
町田さんといえば怪談絵本「いるのいないの」
の強烈な場面が今だ印象に残ってますが、本
作でもそれは期待できますぞ。化粧前と化粧
後の変り様に開いた口が塞がりません。
元ネタの「化物婚礼絵巻」をみると、何をど
う料理したかがわかって、二度楽しめますよ。
- 2013年9月30日に日本でレビュー済みAmazonで購入新聞評で本を知りました。続きが知りたくて知りたくて即買いしました。
期待通りの愉しさと可愛らしさに暫らくは話題の中心に♪
オトナな私ですが次なる内田麟太郎作品を探索中です。
- 2013年5月10日に日本でレビュー済み「化物婚礼絵巻」を基にしたというこの絵本には、人間と変わりのない悩みを持つ妖怪の姿がユーモラスに、とても愛らしく描かれている。
町田尚子氏の絵が幻想的でありながら可愛らしく、忘れがたい。
内田麟太郎氏による物語はシンプルだ。
結婚したいがなかなか出会いがない二人?が、仲人妖怪の尽力によってめでたく結ばれる。
そして産まれたのは玉のような・・・
ぜひその目で確認してほしい。
ひょっとしたら原作は風刺的なものだったのかもしれないが、本作はそれを大方消し去っている。それでいいと思う。
- 2013年6月11日に日本でレビュー済み町田尚子さん、京極夏彦さんとの絵本「いるのいないの」のせいか、すっかり怖い絵の人みたいになっている。
ご本人がそれを望んでいるかどうかわからないが、こういうはまり役というのは、不意にやってくるものだなと思う。
「おばけにょうぼう」でも、はまり役っぷりをこれでもかと見せつけてくれました。
内田麟太郎さんの文章は、語りすぎない印象があるけれど、この作品では「化物婚礼絵巻」という絵巻物をベースにしているせいか、わりとしっかりと語っていく。
ちょっと不気味だけれど、明るくて、多幸感に包まれたお話は、最後の最後に謎を残して終演。
しっかり語っておきながら、それでも語りすぎないのは、さすがとしか言いようがない。
巻物は横に広がって長いが、この絵本も開くと横にとても長い。
絵巻物のようにも見えるが、シンメトリーな構図が多く、なんとなく舞台を見ている感じもする。
美しさと怪しさが同居する町田さん、つぎはどんなはまり役を見せてくれるか楽しみです。
- 2013年9月3日に日本でレビュー済み大人なら、ニヤリとさせられるような怖さ、かな〜。
町田さんの絵は、すごくこの世界観を表現してると思います。